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キャリートレードがもたらすものはハイリスク収益?それとも甚大な損失?

キャリートレードはハイリスク資産を扱いリスクを伴うビジネスであり、低金利時にはうまくいきますが、信用危機や経済低迷によって打ち砕かれる可能性があります。

キャリートレードリスクを伴うビジネス

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キャリートレードとは?

キャリートレードが大規模投資家に利益をもたらしていたのは1980年代にさかのぼります。ここ十年余り、キャリートレードは徐々に人気を増し、2000~2007年にかけて大きな収益をもたらし続けました。しかし、2008年のリーマンショックによって顕在化した世界的経済圧力によってゆがみ崩壊し、何年にも及ぶゲインはたった3か月という短期間で消失してしまいました。「安く買い、高く売る」という視点では、キャリートレードはもっとも一般的なトレード戦略の一つだといえます。豪ドル/日本円といった通貨ペアは、互いの金利差が大きいため好まれています。歴史的に、投資家は低金利で資金を借入して利回りの高い資産へと投資してきました。キャリートレードでは低コストの資金を驚異的な利回りの可能性があるハイリスク資産に投資します。従って、よりリスクの高い資産が関わるキャリートレードは、世界的にそのような資産への欲求が高まっている時にはうまくいきます。2000代前半に驚異的な高利益をあげた投資家もいますが、2008年の信用危機であるリーマンショックは世界中の経済体制を揺るがせ、多くの投資家が得たゲインは一掃されました。

キャリートレードはどのようなときに機能するのか

2003~2007年に、「円キャリートレード」と呼ばれる日本円の大量借入がありました。借入対象として円が好まれた理由、そしてより多くの報酬が期待される資産へ投資が行われた理由というのは、この時期の日本円金利が無いに等しかったことによります。円は低金利で借りられた後、コモディティーや新興市場のような、より高リスクの資産に投資されました。当時、アメリカ証券市場のボラティリティーは記録的な低水準でした。経済や金融市場の変化は時間と共に次第に変化していくという概念のもと、投資家がトレードを決済し利益を確定する時間的余裕が生まれました。ヘッジファンドのような大規模投資家はリターンを最大限にするためにレバレッジを利用しました。円が徐々に下落し始めるにつれ、キャリートレードは人気を集め、リスク資産への需要はその価格を更に上昇させました。キャリートレードが反転するという専門家の警告にもかかわらず、来る2006年のアメリカ住宅市場の停滞は見過ごされていました。しかし結局このような経緯により円キャリートレードは崩壊したのです。ほぼ全資産の価格が下落し始め、相場は資産の売りでごった返しました。急速な投資の売りが進み、より利回りの良い通貨の金利は経済を刺激するために世界的に引き下げられ、円はユーロなどの主要通貨に対して急激な円高になりました。投資家や世界金融市場が被った影響は甚大でした。


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キャリートレードによるダメージ

2008年の金融環境における急激かつ予想外の変化により、比類のない信用危機や大規模な経済成長の減速を伴う記録的な景気の落ち込みが発生しました。厳しい信用危機とともに資産価格は暴落し、トレードのポジションはパニック的に先を争うように決済清算されました。投資機関やヘッジファンドは膨大な損失を被りました。その余波を受けたのは銀行で、債務者が返済不能となった米国住宅ローン資産に関する欠損額や評価損の計上額は1兆ドルにもおよびました。その結果、消費者信用やビジネスに影響を与える世界的な経済危機が発生し、経済的低迷が更に深まりました。 

結論的には、リスクや需要の高い資産を含むキャリートレードを低金利時に行うことは前例の無いような利益を創出しうる一方で、それは裏を返せば、急成長が破たんすれば各トレーダーをはじめ、大きな市場や世界経済において壊滅的な結果につながるということなのです。

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