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ユーロの歴史

ユーロの歴史

EUの前身である1960年代の欧州経済共同体(または欧州共同市場;European Common Market)と、欧州連合(EU)の創設と共にユーロの歴史は始まります。外為市場はそれ以前にもありましたが、ユーロの導入によりFX市場が成熟したといえます。ユーロが正式に導入されたのは1999年1月1日でした。ユーロの推進力となったものは、1971年に金と米ドルの兌換停止でした。当時は世界各国の大半でドルを基軸通貨とした固定相場制から変動相場制への移行が進んでいました。新の通貨取引が実現されたのです。初期のイギリスによる反発もありユーロの創設までの道は険しいものでした。イギリスの反対を押し切って、1993年にマーストリヒト条約が批准され、調印、発行に至りました。デンマークとイギリスを除くEU加盟国は単一通貨としてユーロを採用しています。2002年に、12ヶ国でユーロ貨幣の流通が開始しました。その後欧州中央銀行が創設されましたが、この機関の役割は連邦準備制度理事会(Federal Reserve)に類似しています。ユーロは外為取引市場には欠かせないものになっています。

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欧州経済共同体

欧州経済共同体が最初に構想されたのは、この経済共同体が実現されるはるか以前の第二次世界大戦直後でした。第一次世界大戦後のヨーロッパの戦勝国、敗戦国間でヨーロッパ経済圏が寸断されるという状況に対応する手段として、国際連盟で1929年に着想されました。経済的連携が強ければ、戦争に発展しにくくなるであろうというものです。この発案自体は、実はもっと古いものでした。フランス、ベルギー、スイスをはじめとする各国が国ごとに異なる通貨を一つの通貨に統合する目的で結ばれた同盟であるラテン通貨同盟は、第一次世界大戦勃発とともに解散されました。

1979年に通貨の安定を図りインフレに対応するため欧州通貨制度が発足し、欧州通貨単位(ECU)による地域的半固定為替相場制のシステムが導入されました。

1998年には、イギリス首相のマーガレット・サッチャーの反対にもかかわらず欧州連合加盟国の大多数が、中央銀行を持つ通貨統合に賛成しています。同年、ベルリンの壁の崩壊により、その後急速に東西ドイツが再統一されるのですが、フランスとイギリスは当初これに反対しており、通貨統合への過程は困難を極めました。ドイツも世界で最も安定していると考えられていた自国通貨廃止には消極的でした。しかし、最終的にドイツも通貨統合を支持し、次いでフランスが東西ドイツ統一を支援しました。

1990年代初頭に通貨統合への障害が少しずつ取り除かれました。既存の為替管理制度を廃止し、欧州経済共同体における資本の移動が完全に自由化されました。マーストリヒト条約の発効により、経済通貨統合の実施が目標となり、統一通貨としてユーロが打ち出されました。EUの創設が外為取引市場の成熟に貢献したのです。インターネットやオンライン取引の勃興により、この成長市場は更に大きくなり、現在では世界で最大のマーケットとなりました。トレーディングプラットフォームにより、だれでもFXトレードへ参加可能になりました。現在もイギリスはユーロを導入していませんし、ギリシャなどの一部の加盟国の経済低迷により、ユーロの改革や解体への不安が持ち上がっています。

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